今日は出頭命令の当日です。
今回は彼の秘書さん(彼は現地の人ですが、外務省のプログラムで日本に2年間留学していたそうで、日英仏語が話せます)も一緒に同行し、警察所に行く・・・はずだったのですが、話を聞いてみると、それは警察ではなく憲兵隊(警察の上部機関)だそうです。秘書さんによると、「そんな所に普通は告訴しないそうで、恐らく何らかのコネがあったのだろう」という話です。ちなみに、出頭命令が来た場合、無視すると逮捕されます。しかしながら、下手に出頭するとそのまま拘束⇒刑務所という流れになり、そうなってしまうと大使館はどうすることもできなくなります。なのでこういう場合は早めに大使館に相談しましょう。
しかし、憲兵とは少しビビリました・・・得体が知れないですからね。恐らく出頭命令を私の帰国前に合わせて手っ取り早く取るために、コネのある憲兵に頼んだのでしょう。
昨日、Evrardは告訴を取り下げると言っていたのですが、秘書さんに確認してもらうとやはり取り下げられていません。電話してみると、忙しいからとか、雨が降っているからと色々理由をつけてきます。結局のところ、非常にいい加減で考え無しなんですね。
そこで彼を迎えに行き、再度取り下げに行きました。すると、担当者が会議中なのでまた後で来てくれとのことです。ちなみに、1度目の出頭命令を無視し、さらに告訴された2度目をまた無視すると憲兵隊が動くらしく、今後彼が告訴しない限りは大丈夫らしいです。Evrardは午後取り下げに行くと言っていましたが、行った気配はありません。まぁ安全に出国できるならそれでいいですが・・・これで事件は一応の所解決しました。
最後に、今回の事件でご迷惑をおかけした大使館の皆様、本当にありがとうございました。河野さんにはご自宅まで泊めて頂き、特にお世話になりました。機会があればまた一緒にお酒でも飲んでください。その時は領事時代の河野さんの武勇伝を楽しみにしています(^_^)
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